「一を以って之を貫く」

毎日筆を持つ時間をとることが、今のところ難しく、時間のある時に何枚も書いて、このサイトには一日に一点ずつ掲載しています。

今日から何日かにわたってこの言葉が続きます。ご笑覧いただければ幸いです。

昨日に引き続き、昨年の夏に書いたものです。

お釈迦さまがその下で悟りを開いたという菩提樹を思い浮かべて書きました。

昨夏書いて、まだこのサイトに単独で載せていなかったものです。

お釈迦さまの言葉を書きました。

昨年の6月15日、画用紙を15枚並べたところに書かせていただきました。

ようやくスキャナーで読みとって並べてみました。

慧灯…ものの道理に暗い「無明」の闇を照らし、それを破る智慧を灯に喩えていう。（空海『三十帖策子』）

武者小路実篤の「山谷五兵衛もの」と呼ばれるシリーズの中の『玄妙』という短篇の中で登場人物の一人である書家の泰山が「玄妙」と書くシーンが印象に残っていたので、まねして書いてみました。

眠っている時に見る夢の話の続きです。

過去にこんなことがありました。

（1）まだ蜂に刺されたことがない時に、蜂に刺される夢を見て、はっきりとした痛覚を感じた。

⇒その後、実際に蜂に刺された時の痛覚が夢で感じた痛覚と同じだった。

（2）自分のすぐ近く（右側）に雷が落ちて、右手がビリっとしびれる夢を見た。当時は雷が体にしびれをもたらすことを知らず、至近距離に雷が落ちたら即死すると思っていたので、おかしな夢だと思った。

⇒その後、テレビのニュースを見ていて、落雷に遭った人がしびれを訴えていると聞き、雷が体にしびれをもたらすことを知った。

夢への興味はつきません。

これまでにいくつもこの「夢」の字を載せてきましたが、何度書いても楽しい字です。これからも何度も書くことになると思います。

5年ほど前、ある方に「あなたからは夢というものがまったく感じられません。なんでもいいから夢を持って下さい。」とアドバイスをいただきました。それから私はだいぶ変わったと思います。

ちなみに眠っている時に見る夢も好きで、起きた時にその日見た夢を記録しています。記録を始めて3年半が経ちました（覚えていない日も多くあります）。古くは鎌倉時代の明恵上人が40年間にわたって夢の記録をしていますよね。

旧約聖書の創世記で夢から未来を予知するヨセフが活躍しますが、夢には未来へのヒントがあるかもしれないと思っています。

4日間にわたり「仏心」をご覧いただき、ありがとうございます。

今年の1月1日に書いたものでした。

白隠禅師坐禅和讃の冒頭にある「衆生本来仏なり」という言葉を励みに書かせていただきました。