先日、東京銀座のWhitestone Gallery Tokyoにて開催中の「A Serious Bluffer 嶋本昭三展」(10月17日まで。香港でも同時開催。A Serious Blufferは真剣なはったり屋の意。)を見に行ってきました。
故嶋本昭三先生は私が師事している野原元成先生のアートの師匠で、私の最も尊敬するアーティストの一人です。
今のところ嶋本先生の日本での知名度は低いと言わざるを得ないのですが、1998年のロサンゼルス現代美術館での展覧会「Out of Actions」での展示により世界四大アーティストの一人とも言われ、近年世界的に評価が高まっている戦後関西で活躍した前衛芸術グループ「具体美術協会」の代表的メンバーでもあります。
私は2011年に野原先生に出会うまで嶋本先生のことをまったく知りませんでしたが、天地創造を思わせるような生命力溢れる嶋本先生の作品に今では強く魅了されています。